英会話を勉強している人が、もっとも気にする問題があります。それは、自分の発音はどうなのだろうか?という問題です。これについては、もう答えは、めちゃくちゃハッキリしていて、それは「ヒドい日本語なまりがあっても、全く問題ありません、通じます」となります。
しかし、これは答えのように思えますが、実は、発音で悩んでいる人に対して、救いのある答えにはなっていないんですよね。分かりますよね?つまり、発音で悩んでいる人は、通じる通じないは、二の次なんです。要は、自分は格好よく話せているかどうか、ということが、問題の焦点なんです。だから「発音は下手でも通じますよ、ちょっと大きな声で、ハッキリ言ってやれば良いんです」というアドバイスは、彼らには効きません。
実際問題、現場では、格好よく話せているかどうかなんて、だーれも気にしちゃいません。誰一人、何人一人、気にしていません。インド人の英語を聞いたことがありますか?パキスタン人の英語は?ものすごいです。我々が知っている英語じゃないです。あれは、また違う言葉に違いない!と思うほど、原型をとどめていません。しかし、彼らは、何を恥じるでもなく、アングロサクソンの巻き舌英語に臆することなく、堂々と、アーギュメントを戦わせて、また、その議論で、彼らを打ち負かすほどなのです。
ご参考のために、インド人スピーカーの話を聞いてみてください。インド人は、階級制度(カースト制度)が存在していますので、貧富の差はものすごく激しいそうですね。わたしが一緒に働いていたサラットさんはハマラジャだということでした。スゴイ。で、裕福な層は、幼稚園の頃から英語を勉強します。それで、英語に不自由がないようですね。英国植民地だったからなのでしょうね。それで、まあ、洗練された人と言うのは、この動画のように、なまりがあっても、割と聞きやすい発音のようですね。
今回の記事は、インドなまりのことじゃなく(笑)、発音を気にする日本人は損をしている、という話がしたかったんですが、すぐに脱線しちゃいますね。ごめんさない。脱線ついでに、面白い動画をひとつ。インド人コメディアン、ラッセル・ピータース。翻訳付き(byらばQさん)です。面白いです。
さて、現場では、発音の良し悪しよりも、発言内容、発言の正確さが大事になります。もちろん、どういう表現をするのかということも、大事なことですが、最も大事なことは、5歳の子どもに言って聞かせるように、簡単な英語で、伝えたいことを、完璧に伝えることなのです。分かっていただけますでしょうか。
わたしの職場には、ネイティブもたくさんいましたし、流暢な英語を話す日本人もたくさんいました。普段は、コーヒーを片手に、ペラペラと楽しそうに、話しています。わたしがその中に入ると、もういっぺんに田舎者です。洗練された都会に、ひょっこり現れた田舎もんですよ(笑)しかし、仕事で大問題が起こっている時に、わたしの、日本語なまりバリバリの発音を気にする人は、誰一人いませんでした。そして、そんな環境で戦い続けていると、発音なんてどーでもよくなります。そりゃ、ちょっとは上手くなって、格好よく話したいとは思いますよ、でもね、深刻なビジネス上の問題を目の前に、発音は重要な問題ではない。日本で働くのなら特に、です。
純粋に発音の上手い下手は、言わば、歌うことが上手い、歌が下手というレベルの問題です。頭脳よりも、どちらかと言えば、運動能力の問題ですね。分かりやすく言えば、物まね力です。耳が良い人は、物まねが上手いですよね。同じように、歌がうまかったり、物まねが上手な人は、発音が良いという傾向があります。自分がもし、発音がダメだ、というのなら、話す内容で勝負すれば良いと思います。これは、トレーニング、経験を積む、このことで、いとも簡単に向上する問題ですので。
わたしが、発音にこだわっていた頃に勉強したUDA式というトレーニング方法がありました。これは、結構役にたちましたね。発音を良くするという面でも効果がありましたし、また、今まで聞き取れていなかった音、例えば、vとか、thとかですね、これが、聞き取れるようになった、ということがありました。
これについては、また次回書きたいと思いますよ。お楽しみに!
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